横浜駅SF
<SF編『横浜駅SF』+『横浜駅SF全国版』>

作品はこちら




登場人物


横浜駅SF

Tさん・男性
サッカーとアイドルを愛する30代。
SFをかじっているため、かなりナナメな発想。

横浜駅SF

Kさん・女性
金田一少年の事件簿がマイベストコミック。つまり大量殺人ミステリーのマニア。

横浜駅SF

書店員Oさん
<ブックパス>の超ノーマルな書店員かつSF指導員。

そして、横浜駅は全国をめざす!


Kさん、Kさん、またまた持ってるの『横浜駅SF』じゃん。読んでるんだ!
なによ。たしかに面白かったけどさ
じわじわと人気が広がっていて、今どき珍しいロングセラー・モードになっているそうですよね
これって、閉じられた謎の世界を探索する話なんだよね。そこには現在の俺たちには想像もつかない社会とカルチャーが広がってる。これがいちいち遊びも入ってて楽しくてさ。
もちろん、横浜駅の管理者の連中もいれば、それに対抗するアウトロー組織もある。最近、映画で人気のあるスパイものに近いね
情報を集めていくとこは、ゲームっぽいかもね。でも、主人公の目的はまだよくわかんない
SFのファンから言わせてもらうと、これって典型的なエンタメSF。誰でも楽しめる、王道のSFなんですよ。未知の何かを見つけて、その正体を探っていく。
手掛かりをつかんで実体が見えてきたな、と思うと、また別の何かが現れて、それを追っかけないといけない。前に誰かが言ってたけど、『進撃の巨人』と話の造りは同じ。
内から外に探りに出るか、外から中を探りに行くか、の違いだけで。壁の先には、異なる文化と、複数の敵が待ち構えている
ほんと、物語のパワーも半端ないよね
《SF》っていうから、あたし、ガチオタクなもんかと思ってたけど、世界に入ってしまえば、楽に読めたよ
コミカライズの出来も、すごく良いですしね。これから入って、小説版を読む人も多いそうです。見慣れない要素が詰まっていて、理解できなさそう、と警戒する人もいるかもしれないけれど、問題なし?
現在、僕らが暮らしているこの世界、特に日本にあるものが、何かの影響を受けると、こんなふうに異質なものに歪んでしまうんだよ、ってことを描いています。つまり……JRがこういう進化・発展をするかどうかは置いておいて、ありえる不気味で狂った未来像を展開して見せてくれている。ベースになる世界は、僕らのこの世界なので、根本的に理解しにくい要素はないです
それで、小説の第二巻目が登場!『横浜駅SF 全国版』だ
なに、それ?聞いてないよ~!《全国版》ってなんのこと?
横浜駅は増殖し続けていて、まだ独立状態を保っているJR北日本などと争っているんです。日本制覇のために。
それに、昔ながらの時刻表の《全国版》を引っかけたんでしょう
まだ続きそうですよね。次のタイトルはどうするんだろ
『新横浜駅SF』じゃないかな、たぶん
いや、ないないw

作品はこちら


  • 柞刈湯葉|田中達之(KADOKAWA / 富士見書房)

    日本は自己増殖する<横浜駅>に支配されていた。Suikaで管理されるエキナカ社会
  • 柞刈湯葉|田中達之(KADOKAWA / 富士見書房)

    駅監視システムとの情報戦に挑む『京都編』横浜駅の崩壊と再構築を観測する『群馬編』
  • 柞刈湯葉|新川権兵衛(KADOKAWA / 角川書店)

    外界出身の主人公・ヒロトの旅を描く、話題沸騰のSF大作がコミック化

バックナンバー

横浜駅SF
横浜駅SF 横浜駅SF