阪急電車

星:45(2598)

2/23 0:00まで 価格:500円(税抜)キャンペーン価格250円(税抜)

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隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった……。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車――人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。観客動員90万人突破の大ヒット映画の原作がついに登場。

レビュー

4.3

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評価なし
199

2014-10-16

有川浩さんのお話に出てくる女性って、みんな男前で本当に素敵だなと思います。
憧れます!
そしてこのお話、読むとホントすっきりします!
ワタシの生活に電車って、全く関わりがないので、ちょっとの間でも、知らない人と同じ空間を共有するのって、良いなぁと思いました

星:10

2011-06-01

2008年(平成20年)。
構成は面白い。この頁数でよくまとめているとも思う。だが、この分かりやすい話のまとめ方に、私は爽快さよりむしろ危機感を抱いてしまう。こっちは正義であっちは卑怯、と単純に決めつけられていてグレーゾーンがないというか、善人サイドの人間に、自らの正当性についての疑問や葛藤が感じられず、独善的な感じが否めないのだ。

例えば、翔子を「卑怯な女をやっつける凛とした女性」という風に描いているが、本当にそうだろうか。男女関係に100%の白黒がつくことは少ない。翔子の婚約者が別の女に走ったのは、そもそも男が翔子に不満を抱いていたからだという見方もできるのではないか。「私の何がいけなかったのだろう」と悩むこともなく、100%他人のせいにした挙句こんな復讐をする女とは、別れたいと思う方が普通ではないだろうか。

また、電車内でおばさんが騒ぐのは NG なのに、女子高生なら OK なのは何故か。話の内容が微笑ましければ良いのか。それとも…、読者の年齢層を意識して、若者をひいきしてみせたのだろうか。だとしたら、やり方があざといような気がするのだが。

素直な読者は、微笑ましいエピソードにつられて「読みやすいー、ほっこりするー」とサクサク読んでいるうち、作者の価値観を刷り込まれてしまうのだろう。100%悪者の仮想敵を作り、それを叩いて読者をスッキリさせるというパターンは、商業的成功の王道ではある。ウケが良いのも分かるが、私は苦手だ。

2011-11-02

久しぶりに小説一気読みした。くっそう、甘いよ! そしてなんだよこのほっこり感。

大学入学以来、見慣れたエンジ色の車両が描かれた表紙を見たとき、この本は必ず読もうと思ったのでした。3年経ってようやく読んだ。中身を全く知らなかったけど、罠だったよ! 僕も恋したいよー。

大学が宝塚線沿線なので、宝塚線はよく使うものの、あとは京都線が数回、箕面線、神戸線が1往復ずつしか乗ったことがない。今津線なんて聞いたことないくらいなのですが、これ読んだらやっぱし乗ってみたい。映像で見せられるより文章で書かれたことでより魅力的になってるように思える。カップルとかの会話とかも、実際に見たら疎ましく感じるだけなのに有川さんの文章で読むとなんでこんなに微笑ましいんだちくしょう。


児玉清さんの解説で、有川さんが女性だと初めて知った。ずっと、「ひろし」さんだと思ってた。児玉さんはもう死んでしまったなあ。

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