漫画 君たちはどう生きるか

星:30(95)

価格:1019円(税抜)

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人間としてあるべき姿を求め続ける
コペル君とおじさんの物語。
出版後80年経った今も輝き続ける
歴史的名著が、初のマンガ化!

1937年に出版されて以来、
数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
人間としてどう生きればいいのか、
楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、
子供はもちろん
多くの大人たちにも
共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに
真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、
原作の良さをそのままに、
マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、
何度か読んだことのある人も、
一度手にとって、
人生を見つめ直すきっかけに
してほしい一冊です。

レビュー

3.9

星:30

95件
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1
評価なし
8

2018-01-08

読友さんから、あるレビューに「物の道理を説いた大人が身近にいなくなったと言うことが実感させられそう」とコメントをつけてくださりました。

なるほどと思う。
ここから小生の所感。体験も踏まえて。
思考パターンについてはまたの機会において、人生哲学が欠けて空虚なこころの人は、ふらふらとしてるイメージ。
そして感情で物事を考え、自分が中心となっていると思い上がる。目先の自分の利益だけを考え、不満があれば相手にすぐぶつける。などなど。
ツイッターなどでバズる人生訓などは、一昔前から普通に言われてるような陳腐なもの。それでもネット上の、直情的な民にはそれがありがたがられてしまう。
それこそ20〜40年くらい昔の本を読んでいれば頭に入っていて普通のことなのに。
小生が身にしみていたことは、今ではちょっと古臭くてめんどいのかもしれませぬ。

この本の話は、物の道理を説いたちょっと古臭いものかもしれません。
主人公コペルくんが人として正しい(とされる)生き方をおじさんと一緒に学んでいきます。
元の本は今から80年も昔に世に出された本ですが、今だに古臭さを感じさせません(舞台設定は昔ですが)。
それは人が生きるための道理が今でも変わらなから、だと小生は信じたいです。

星:30

2017-10-15

当たり前の事をどこまでもどこまでも追いかけて考えると、物事の大事な根っこの部分にぶつかり発見する。

ありがとうの語源はありがたい。
有難いは感謝すべきことやお礼をいうだけの価値があるということではなく、そうあることが難しいという意味がある。自分が受けている幸せが滅多にあることじゃないと思えばこそ、それに感謝する気持ちになる。

悲しいことや辛い事に出会う事で僕たちは本来人間がどういうものであるか、ということを知れる

これが正解とか、間違いとか人間の人生にはないけれど、物の考え方として知ってたら世界は違って見えるだろうなっていう事が書かれている

2017-12-02

この物語は1937年に出版された、歴史的名著であるが、私は恥ずかしながら知らずにいた。
帯には「池上彰が心から感動し、人生を決めた一冊」とある。

漫画だからすぐに読めて、情景も目で見て分かるので、頭にすっと入ります。
物語の概要をざっと言いますと、多感な主人公、コペル君の目を通して、人間としてあるべき姿を気付かせてくれる内容となっています。
コペル君には近所に住む叔父さんがいます。その叔父さんが、コペル君を立派な人間にすべく導いてくれるのですが、この叔父さんがとても素敵なんですね。決して優しいだけじゃない。とても対等に、真剣に、敬意を持って、彼の立場を尊重して厳しく、どこまでも現実的に接してくれます。その背景には、コペル君の父親との約束もあるのだけれど。叔父さん自身も悩みを抱えて生きているのです。

80年前の出版ですが、現代と何ら変わりない、普遍的なテーマです。読了してから、この物語のタイトルを改めて読みますと、居ても立っても居られない、そんな刺激を受けます。作中の言葉を借りると、「誰がなんと言ったって」自分の人生を見つめ直すチャンス。
自己啓発本は世の中たくさんありますが、これは自分にとって特別な、珠玉の一冊となりました。

この本を自宅で読んでいて、終盤に差し掛かったとき、妻が何の気なしにミスチルの「彩り」を再生しまして、なんだか妙にリンクしちゃって、光がさしたように感動しました。映画化でもされたら、是非主題歌にしてほしいです。

変えられないことを考えるのをやめれば、余計な感情に足をとられない。
いま自分がしなければならないことにまっすぐむかっていける。
同じ間違いを二度くり返しちゃいけないよ、コペル君。