みぞれ

星:35(153)

価格:620円(税抜)

配信形式:ストリーミング, ダウンロード

思春期の悩みを抱える十代。社会に出てはじめての挫折を味わう二十代。仕事や家族の悩みも複雑になってくる三十代。そして、生きる苦みを味わう四十代――。人生折々の機微を描いた短編小説集。

レビュー

3.6

星:35

153件
星:50
15
星:40
58
星:30
57
星:20
5
星:10
2
評価なし
16

星:30

2013-09-20

あぁ、重松さんらしいな…と思わされる短編集。

高校生や元アイドル、夫婦、リストラ候補のサラリーマン…悲しい現実があっても、それを受け入れてやっていくほかない人々。希望を残して終わらせるのは重松さんの優しさだけど、リアルにはそれもなかったりするのかな。

子供に恵まれない夫婦のお話が二篇あり、悪気の有無は別にしても彼らを傷つける無神経な人々の言動に本気で腹が立った。未婚の私ですら感じるのだから当事者なら尚更だろうな…

卵子凍結保存とかしておくべきなのだろうか…。

星:20

2017-02-01

17/02/01 ⑨
11の短編集。読んでて胸がきゅってなる切な悲しい話が多い。(とくに子供のいない夫婦の話とか読んでてつらい)
一個目の「拝啓ノストラダムス様」がいい。というかこれだけがいい。

・おいこら、ノストラダムス。ほら吹きオヤジ。一九九九年七月に人類は滅亡しなかったけど、オレのすぐそばに、ひとりぼっちで滅亡したがってる奴がいるんだよ。どうすりゃいいんだよ。(P32 拝啓ノストラダムス様)

星:30

2012-08-27

久々の重松さん。リアルな4,50代の悲哀?のようなものを描きながら
強く生きていくこと・・・がテーマかな。短編集です。
年代としてはドストライクなんで読んでいてイタイものが多いんだけど
自分たちの老い、将来、親の介護、これまでの人生の中で諦めてきたもの、、、
つい目をそむけたくなるけど 見据えていかないといけないことなんだなあと思う。
親の老いに戸惑いつつ穏やかに受け入れる、表題作『みぞれ』が良かったなあ。

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