黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

価格:730円(税抜)

配信形式:ストリーミング, ダウンロード

大いなる謎を秘めた館、黒猫館。火災で重傷を負い、記憶を失った老人・鮎田冬馬(あゆたとうま)の奇妙な依頼を受け、推理作家・鹿谷門実(ししやかどみ)と江南孝明(かわみなみたかあき)は、東京から札幌、そして阿寒へと向かう。深い森の中に建つその館で待ち受ける、"世界"が揺らぐような真実とは!? シリーズ屈指の大仕掛けを、読者(あなた)は見破ることができるか?(講談社文庫)

レビュー

星:40

2017-07-21

2017.7.21読了。

あとがきの「ある程度の読者が八十パーセントまでは見抜けるかもしれないが、問題は残りの二十パーセントにこそありますぞ、」の通り、至る所に散りばめられているもやもやがわかりそうでわからずさらなるモヤモヤを生むのだけど、最後はまるっと回収してくれて気持ちが良い

星:50

2017-06-24

 過去視点と現在視点が交互に書かれているタイプだけど、過去視点が記憶喪失になった人の手記ていう。
 館のトリックとしては、おぉ~、て感じだけど、人の仕草から推理するところは、ちょっとこじ付けというか、そんなの人それぞれでしょ、と思う。

 それにしても、この作品に限らず、綾辻さんの作品に限らず、1980年代とか90年代て、60歳代でももうすっかり年寄りだよね。
 今で言うところの70~80歳代くらいの感じで書かれてる。
 本人もすっかり年寄り気分だし、地の文でも年寄りだと表現しすぎ!
 そんなにだったのかな。

 あと、江南さんが、「冬馬」て名前の字面から年配の男性を想像したけど、私からしたら、その名前を見て、全然そんな印象を受けないんだけど。
 1990年だと、「冬馬」て名前は年配男性によくある名前だったの??
 キャラの年齢から考えて、1930年生まれぐらい、てことになるけど。
 全然そうとは思わない。

星:50

2017-04-11

中間まではまったく死体が出てこない作品です
また他の館とくらべて1番ダイナミックかな?
そんなのあり?っていう最後なので騙されちゃってください!

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